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女系図でみる驚きの日本史

新潮新書 735

出版社名 新潮社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-10-610735-1
4-10-610735-X
税込価格 836円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

胤(たね)よりも腹(はら)が大事―母親が誰かに注目した「女系図」でたどると、日本史の見え方が一変する。滅亡したはずの平家は、実は今上天皇にまで平清盛の血筋を繋げる一方、源頼朝の直系子孫はほどなくして途絶えているのだ。「史上初にして唯一の女性皇太子はなぜ誕生したのか」「徳川将軍家にはなぜ女系図が作れないのか」等々、著者作成の豊富な系図をもとに、次々と歴史の謎を解き明かしていく。

目次

第1講 平家は本当に滅亡したのか
第2講 天皇にはなぜ姓がないのか
第3講 なぜ京都が都になったのか
第4講 紫式部の名前はなぜ分からないのか
第5講 光源氏はなぜ天皇になれなかったのか
第6講 平安貴族はなぜ「兄弟」「姉妹」だらけなのか
第7講 「高貴な処女」伊勢斎宮の密通は、なぜ事件化したのか
第8講 貴族はなぜ近親姦だらけなのか
第9講 頼朝はなぜ、義経を殺さねばならなかったのか
第10講 徳川将軍家はなぜ女系図が作れないのか

著者紹介

大塚 ひかり (オオツカ ヒカリ)  
1961年生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)