こわいもの知らずの病理学講義
出版社名 | 晶文社 |
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出版年月 | 2017年9月 |
ISBNコード |
978-4-7949-6972-9
(4-7949-6972-4) |
税込価格 | 2,035円 |
頁数・縦 | 373P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 一生のうち一度も病気にならない人は、ほぼ皆無だろう。多くの人は死に至る病を患い、この世を去っていく。病気は、仏教における四苦(生老病死)の一つにも数えられるなど、人生を構成する重要な要素であるのは間違いない。病気を必要以上に怖れることはないが、誰もが病気についてある程度は知識を持っておくべきなのだ。本書は、著者曰く「近所のおっちゃんやおばちゃん」に読んでもらうつもりで書かれた「病気」の解説書である。いろいろな病気がどのようにできてしまうのかを解明する「病理学」のエッセンスを、ユーモラスな「脱線」を交えながら、わかりやすく説明している。テーマとしては著者が、医学部生向けの講義「病理学総論」で使用している『ロビンス基礎病理学(Basic Pathology)』全24章のうち「細胞の損傷、適応、死」「血行動態の異常、血栓症、ショック」「腫瘍」の3章の内容を取り上げている。著者は大阪大学大学院医学系研究科教授(病理学)。 |
商品内容
要旨 |
ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありえません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい。書評サイト「HONZ」でもおなじみ、大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃん・おばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。しょもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、極上の知的エンターテインメント。 |
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目次 |
序章 病理学ってなに? |