芸術の不可能性 瀧口修造 中井正一 岡本太郎 針生一郎 中平卓馬
出版社名 | 武蔵野美術大学出版局 |
---|---|
出版年月 | 2017年9月 |
ISBNコード |
978-4-86463-063-4
(4-86463-063-1) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 189P 19cm |
商品内容
要旨 |
シュルレアリスムに芸術の可能性を見た瀧口修造。美のうちにリズムの歴史的構造と反復を措定した中井正一。徹底的な他者として「日本の伝統」に対峙した岡本太郎。政治と芸術の二元論突破を模索し続けた針生一郎。一個の事物と化し、一瞬への自己消去を企てた中平卓馬。詩的言語と論理的言語の矛盾のなか、芸術の不可能性に賭けた五人の実践。 |
---|---|
目次 |
1 瀧口修造と前衛写真(物質の夢 |
おすすめコメント
1930年から1960年代のシュルレアリスムの日本的受容をふまえ、芸術のあり方を真剣に考えた5人の表現者たちを論じる。 シュルレアリスムに芸術の可能性を見た瀧口修造。 美のうちに、リズムとモンタージュの歴史的構造と反復性を措定した中井正一。 徹底的な他者として「日本の伝統」に対峙した岡本太郎。 政治と芸術の二次元論突破を模索し続けた針生一郎。 一個の事物と化し、一瞬への自己消去を企てた中平卓馬。 誌的言語と論理的言語の矛盾のなか、芸術の不可能性に賭けた五人の実践。