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理系という生き方 東工大講義生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか

ポプラ新書 144

出版社名 ポプラ社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-591-15801-2
4-591-15801-2
税込価格 990円
頁数・縦 391P 18cm

商品内容

要旨

クラゲの研究でノーベル賞を受賞した下村脩、マリー・キュリーのもとで研究した日本人・山田延男、星新一が唯一の弟子と認めた作家であり研究者でもある江坂遊―第一線で活躍する科学者たちは、どう挫折を乗り越え、「今までにないもの」を生み出してきたのか。自分の仕事や人生を見つめなおすうえで、新たな視点を得られる一冊です。

目次

生物はなぜ光るのか―下村脩の研究人生
感染症に賭ける―ゲスト 山内一也
偉人伝から遠く離れて―マリー・キュリーと弟子・山田延男
原子核物理から心理の道へ―ゲスト 佐々木玲仁
遺伝子工学と知らないでいる権利―ウェクスラー家の選択
禁断の不均衡進化説―ゲスト 古澤満
実践ショートショート 星新一と要素分解共鳴結合―ゲスト 江坂遊
空白の天気図と観測精神―広島地方気象台と猿橋勝子
二つの大震災から見えたもの―ゲスト 石田瑞穂
人はなぜ回復するのか―中井久夫と統合失調症の寛解過程論
イリュージョンと脳の可能性―ゲスト柏野牧夫
生物模倣のテクノロジー―ジャニン・ベニュスとバイオミミクリー
「一生を捧げるテーマ」との出会い方―対談 池上彰×最相葉月

おすすめコメント

科学者の生き方にみる、思考のヒント。自分の仕事や人生を見つめなおすうえで、新たな視点を得られる一冊です。

著者紹介

最相 葉月 (サイショウ ハズキ)  
1963年、東京生まれ。神戸市出身。関西学院大学法学部卒。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)『青いバラ』『星新一 一〇〇一話をつくった人』(大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本推理作家協会賞、日本SF大賞、星雲賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)