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名画の謎 陰謀の歴史篇

文春文庫 な58−6

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-16-791040-2
4-16-791040-3
税込価格 946円
頁数・縦 251P 16cm
シリーズ名 名画の謎

商品内容

要旨

フェルメール、ラファエロ、ゴヤ、ブリューゲル…。時代を代表する画家たちが残した名画の数々。そこには、権力へと強欲な手を伸ばし、運命に翻弄され、恋に身を焦がす人間の営みが描かれている。美しい絵に秘められたドラマを読み解く人気シリーズ第3弾。絵を見れば、歴史はもっともっと面白くなる!

目次

消えた少年たち―ドラローシュ『ロンドン塔の王子たち』
産業革命とパラソル―スーラ『グランド・ジャット島の日曜日の午後』
甲冑のダンディズム―ティツィアーノ『カール五世騎馬像』
メディチ家出身のローマ教皇―ラファエロ『レオ十世と二人の枢機卿』
トロイア戦争の悲劇―グレコ『ラオコーン』
イタリア逃避行のゲーテ―ティッシュバイン『カンパーニャのゲーテ』
私的通信―フェルメール『恋文』
大自然の脅威―ターナー『吹雪、アルプスを越えるハンニバルとその軍勢』
価値の転換―デューラー『メレンコリア1』
異端審問所の妖怪たち―ゴヤ『異端審問の法廷』〔ほか〕

おすすめコメント

フェルメール、ゴヤ、グレコなどが描いた絵画から読み解く時代の息吹と人々の思惑。『怖い絵』シリーズも人気の著者の絵画エッセイ。

著者紹介

中野 京子 (ナカノ キョウコ)  
北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。2017年開催「怖い絵展」特別監修者。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組に出演するなど幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)