書店レビュー
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空飛ぶタイヤ
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
初刊行以来、長きにわたって大注目のエンターテインメント巨編。こんなぶ厚い本でも読者にイッキ読みをさせてしまうのが池井戸潤作品の魅力。トレーラーから外れたタイヤで起きた事故の責任を負わされた運送会社が真相に迫っていく。これは事故にあらず、事件だと。見えざる企業の様々な姿が次々とあばかれていく。ドラマ化で話題を集める池井戸作品が、今作で初の映画化に挑む。前評判がすでにふっとうだ。新版を手に再び興奮してください。
(2018年5月8日)
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商品内容
要旨 |
事故か、事件か。走行中のトレーラーから外れたタイヤが、通りがかりの母子に…。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」かそれとも…。 |
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出版社・メーカーコメント
名門巨大企業vs.弱小運送会社
走行中のトレーラーから外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも……。自動車会社、銀行、警察、記者、被害者の家族ら、事故に関わった人たちの思惑と苦悩。「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともに事故の真相に迫る。圧倒的感動を呼ぶエンターテインメント巨編! 第136回(平成18年下期)直木賞候補作。 「作者の思いが読者を揺り動かす」 「緊迫感のあるストーリー」 「企業小説を越えた作品」 と選考委員の高い評価を受けた。