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都心集中の真実 東京23区町丁別人口から見える問題

ちくま新書 1338

出版社名 筑摩書房
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-480-07150-7
4-480-07150-4
税込価格 814円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

東京23区の人口が増え続けている。なかでも増加が著しいのは千代田、中央、港の都心3区。足立、葛飾、江戸川など下町の伸びは鈍く、23区内でも人口格差が生じている。では実際のところ、どこで、誰が増えているのだろうか。外国人、女性、子ども、そして貧困層と富裕層が増えた地域を分析すると、「大久保一丁目では20歳の87%が外国人」「東雲一丁目だけで子どもが2400人増加」といった衝撃の数字が見えてきた。町丁別人口分析から、都心集中の現実と問題に迫る。

目次

第1章 大久保1丁目では20歳の87%が外国人!!―外国人から見た都心集中(23区人口は日本人が67万人増加、外国人は29万人増加
外国人密集地域はどこか?)
第2章 港区と足立区の格差は1・57倍から3・06倍へ―所得から見た都心集中(足立区の所得は335万円、大阪市326万円、京都市344万円
「自由複業者」が都心を豊かにしている? ほか)
第3章 中央区の30‐50代の未婚女性は6000人も増えた!―女性から見た都心集中(都心は「男性中心」から「女性中心」へ
未婚女性は東横線が好き ほか)
第4章 多摩市の出生率1・16は渋谷区1・07とさして変わらぬ低水準―出生数から見た都心集中(江東区東雲1丁目だけで子どもが2400人増加
八王子と立川の出生数は4976人だが、港区と中央区は5022人)
第5章 郊外に可能性はあるか?―ジェンダーから見た都心集中(新しい「住宅すごろく」が必要だ
子育て世代のUターンを増やせるか)

おすすめコメント

大久保1丁目では20歳の87%が外国人。東雲1丁目だけで子どもが2400人増加。どこで誰が増えたのか、町丁別に徹底分析!

著者紹介

三浦 展 (ミウラ アツシ)  
1958年生まれ。一橋大学社会学部卒。パルコ入社後、マーケティング誌「アクロス」編集長を務め、三菱総合研究所を経てカルチャースタディーズ研究所を設立。消費、都市、郊外を研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)