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人類文明の黎明と暮れ方

講談社学術文庫 2511 興亡の世界史

出版社名 講談社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-06-511643-2
4-06-511643-0
税込価格 1,408円
頁数・縦 403P 15cm

商品内容

要旨

直立歩行のリスクが、ヒトに「文化」をもたらした。地球上に拡散した人類は、約一万年前に始まった農耕というイノベーションを経て、各地に多様な文明を築く。シュメール人による最古の都市国家から、従来の文明史観に変更を迫る古代アンデス文明、著者自身が手掛けたローマ帝国の新たな遺跡まで、長大な文明史の見取り図を示し、人類の危機を考える。

目次

序章 文明史を学ぶということ
第1章 ヒトから人類へ
第2章 農耕というイノベーション
第3章 文明の誕生
第4章 多様な文明の隆昌
第5章 古代地中海文明
おわりに―文明が滅びるとき

おすすめコメント

「文明」とは何か。なぜ必ず滅ぶのか。いくつもの絶滅を克服し、多様な文明を生みだしてきた人類の、誕生から古代ローマまでを通観。

著者紹介

青柳 正規 (アオヤギ マサノリ)  
1944年生まれ。東京大学文学部卒。文学博士。古典考古学、美術史を専攻。東京大学教授、国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長、文化庁長官などを歴任し、東京大学名誉教授、山梨県立美術館館長、日本学士院会員。おもな著書に『エウローパの舟の家』(地中海学会賞)『古代都市ローマ』(マルコ・ポーロ賞、濱田青陵賞)『皇帝たちの都ローマ』(毎日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)