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木村政彦外伝

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-7816-1701-5
4-7816-1701-8
税込価格 2,860円
頁数・縦 719P 20cm

商品内容

要旨

13年連続日本一、天覧試合を制覇し、エリオ・グレイシーを極めた日本柔道史上「最強」の男は、なぜ力道山に敗れたのか?大反響を呼んだ『ゴング格闘技』連載から、単行本『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』には収録されなかった“幻の原稿”群が初めて書籍化。そして著者・増田俊也が格闘家、作家、表現者たちとの対談で「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を問う。

目次

第1章 史上「最強」は誰だ?(「最強柔道家」論争 木村政彦、ヘーシンク、ルスカ、そして山下泰裕
木村政彦vs山下泰裕、もし戦わば“立技篇” ほか)
第2章 証言・木村政彦と力道山の時代(ヒクソン・グレイシー×増田俊也「木村政彦は切腹すべきだったのか」ミスター高橋×増田俊也「プロレス側から見た力道山vs木村政彦」 ほか)
第3章 柔道とは何か?(岡野功×増田俊也「柔道、そして正気塾を語ろう」
古賀の兄と呼ばれた柔道家 ほか)
第4章 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(平野啓一郎×増田俊也「木村政彦の復活」
角幡唯介×増田俊也「たったひとつの信じるもの」 ほか)
第5章 男の星座たちに捧ぐ(大宅壮一ノンフィクション賞受賞 増田俊也「天覧試合を語る」
猪瀬直樹×増田俊也「木村政彦が生きた意味」 ほか)

おすすめコメント

「木村政彦 生誕百周年記念」刊行。 ベストセラー『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』未収録の「最強柔道家論争」を含む、『ゴング格闘技』連載時の珠玉の原稿や論評、さまざまな作家・格闘家・表現者たちとの対談、さらに書き下ろし原稿、連載時の秘蔵写真&全キャプション等を収録。

著者紹介

増田 俊也 (マスダ トシナリ)  
1965年生。小説家。北海道大学中退。北大柔道部で高専柔道の流れを汲む寝技中心の七帝柔道を経験。四年生の最後の試合を終えて部を引退後、新聞記者に。2006年、『シャトゥーン ヒグマの森』で第5回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞。2012年、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞、第11回新潮ドキュメント賞をダブル受賞。2017年『北海タイムス物語』で第2回北海道ゆかりの本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)