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深い河の流れ 宗教多元主義への道

出版社名 春風社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-86110-604-0
4-86110-604-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 289P 19cm

商品内容

要旨

キリスト教伝道における異文化内開花=実生化とは何か。日本のカクレキリシタンを例に、宗教多元主義のあり方を探る。

目次

第1章 母なるものを求めて―遠藤周作文学における宗教思想の展開
第2章 日本的汎神性と母なるもの―遠藤周作文学(第一ステージより)
第3章 聖書にたどる「実生化」の玄義
第4章 日本におけるキリスト教の受容と理解―根獅子キリシタン
第5章 日本におけるキリスト教の受容と理解―茨木カクレキリシタン
第6章 長崎に伝承される聖書物語『天地始之事』現代語試訳
第7章 キリシタン神学の可能性―『天地始之事』を巡って
第8章 隠れ(Crypto)の信仰・生き方に学ぶ
第9章 愛と救済―遠藤周作『深い河』より
第10章 ジョン・ヒックの宗教多元主義再考―言表不可能な実在が意味するもの

著者紹介

長谷川 (間瀬)恵美 (ハセガワ マセエミ)  
1970年生まれ。桜美林大学リベラルアーツ学群人文学系宗教学専攻主任准教授。東京女子大学文理学部哲学科卒業後、ロータリークラブ国際親善奨学生としてブリストル大学(英国)宗教学研究科に留学(宗教学・修士)。横浜YMCA国際ホテル・トラベル専門学校に勤務後、ルンド大学(スウェーデン)神学・宗教学研究科より招聘を受け、国際共同研究員として研究に従事、博士課程修了(博士・神学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)