官僚の掟 競争なき「特権階級」の実態
朝日新書 694
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2018年11月 |
ISBNコード |
978-4-02-273797-7
(4-02-273797-2) |
税込価格 | 869円 |
頁数・縦 | 206P 18cm |
商品内容
要旨 |
自殺の大蔵、汚職の通産、不倫の外務。かつてそう呼ばれ、今も特殊な「独自文化」に生息する官僚たち。難関試験を突破したひとにぎりの超エリートが、政策を作り、政治を動かし、実質、国家を「統治」している。どんなに不祥事を起こそうと変わることのない「全体の奉仕者」の実態とは何か?官僚の裏も表も知り尽くした著者の実体験にもとづく究極の官僚論! |
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目次 |
第1章 こんなに統治しやすい国はない |
おすすめコメント
高級官僚の異様なまでの忖度力。超エリートとして高い実務能力を持ちながら、なぜ倫理意識の欠如は起こるのか。淵源には「城山三郎のW官僚史観Wがある」と指摘。小泉・新自由主義後に現れた「第2官僚群」とは何か。「民主主義の迂回路」を形成する政官の実態と思想的背景に迫る。