• 本

魔眼の匣の殺人

出版社名 東京創元社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-488-02796-4
4-488-02796-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 333P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 魔眼の匣の殺人

    小説の舞台が山中の一軒家となれば、正統派ミステリのお膳立ては十分。
    書いたのは2017年に鮎川哲也賞受賞などで一気に脚光を浴びた新鋭、今村昌弘。
    好評だった前作「屍人荘の殺人」に続く第2弾!目一杯のプレッシャーを背負った期待を越える出来栄えと言えそうだ。王道ミステリファンには目が離せない存在。神木隆之介主演での映画化も決定とのことで、話題は一気に盛り上がること間違いなし。シリーズ化して今後が一層に楽しみだ。

    (2019年4月13日)

商品内容

要旨

「あと二日で四人死ぬ」閉ざされた“匣”の中で告げられた死の予言は成就するのか。『屍人荘の殺人』待望のシリーズ第2弾!!

おすすめコメント

あと二日で、四人死ぬ――ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾!その日、“魔眼の匣”を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた直後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ第二弾。

著者紹介

今村 昌弘 (イマムラ マサヒロ)  
1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!2018年版』、“週刊文春”2017年ミステリーベスト10、『2018本格ミステリ・ベスト10』で1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞“小説部門”を受賞、第15回本屋大賞3位に選ばれるなど、高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)