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いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる

角川文庫 む14−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-04-108153-2
4-04-108153-X
税込価格 704円
頁数・縦 225P 15cm

商品内容

要旨

村松謙一。倒産の危機に見舞われた会社を、法律を駆使した経営改革を行い、蘇らせる企業再建弁護士である。40年近い活動で、ゼネコンや宅配会社、個人商店まで200以上の会社を復活させてきた。その圧倒的多数が、金融機関にも取引先にも見放され、息も絶え絶えに救いを求めてきたケースだ。「企業再生こそ日本の再生だ」と誓い、自死すら覚悟した経営者たちに生きる勇気を与えてきた男が、修羅場で見たすべてを明かした。

目次

まえがき―倒産は、命の問題だ。企業救済は、人間の尊厳を守ることだ
第1章 どんな会社も再建しなければいけない―東北地方・卸業者(暗闇の中でもがいていた会社が、今、人々を助けている
避難所に、生きるための食料を載せたトラックを走らせた ほか)
第2章 ふたつの死が私を変え、支えている(九九%ダメと言われても、私は諦めない
初めての大きな失敗 ほか)
第3章 私の会社再生法(多くの人生が、命が、会社と共にある
原則、会社は再建できる。心の力が会社を蘇らせる ほか)
第4章 人をマスで救おうと決めた若き日(溺れないように泳ぎ続けた人生
次郎長の里で生まれ育つ ほか)
第5章 企業再生こそ日本の再生だ(全就労人口の七〇%が中小企業の社員
「お金を返せないから」と命を差し出してしまう人がいるのはおかしい ほか)

おすすめコメント

「企業再生こそ日本の再生だ」会社を生き返らせる男が修羅場で見た物とは!会社を生き返らせる男、村松謙一。倒産の危機に見舞われた会社を、法律を駆使した経営改革で蘇らせる企業再建弁護士だ。誰もが見放した会社を復活させ続けた男が、修羅場で見た「日本」の姿を明らかにする。

著者紹介

村松 謙一 (ムラマツ ケンイチ)  
弁護士。1954年静岡県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。清水直法律事務所入所(35期)。90年に独立後、2000年光麗法律事務所に改名。03年に東京弁護士会倒産法部部長、法務省「倒産犯罪研究会」講師。この他にも参議院「財政金融委員会」参考人、全国倒産処理弁護士ネットワーク講師等を務める。これまでに関わった主な「再建型」の法的事件に、鈴屋、カネテツデリカフーズ、長崎屋、マイカル、佐藤工業、多田建設、月光荘、石岡カントリー倶楽部、落合楼などがある。その他、東京佐川急便、病院等「私的再建型」案件を多数手がける。07年と09年のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」出演が大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)