もう逃げない。 いままで黙っていた「家族」のこと
出版社名 | ビジネス社 |
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出版年月 | 2019年8月 |
ISBNコード |
978-4-8284-2115-5
(4-8284-2115-7) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 214P 19cm |
商品内容
要旨 |
21年前の朝、目が覚めたらぼくは「殺人犯」の息子になっていた―いじめ、差別、婚約破棄…迷い、苦しみながら、それでも強く生きていく。和歌山カレー事件、林眞須美死刑囚の長男が初めて明かす「罪と罰」、そして「生きること」の本当の意味。 |
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目次 |
プロローグ―長いお別れ |
出版社・メーカーコメント
〜いままで黙っていた「家族」のこと〜21年前の朝、目が覚めたらぼくは「殺人犯」の息子になっていたーーいじめ、差別、婚約破棄・・・・・・迷い、苦しみながら、それでも強く生きていく。「生きづらさを感じている人にこそ読んでほしい・・・・・・」和歌山カレー事件、林眞須美死刑囚の長男が初めて明かす「罪と罰」、そして「生きること」の本当の意味。ぼくは床に倒れたまま、前の晩、母と交わした会話を思い出していた。「明日の運動会、大丈夫だよね?」「大丈夫や。超豪華弁当をつくっちゃるから、頑張れよ」母はそう言うと、親指を立てて笑った。なぜそんなことを尋ねたかといえば、子ども心になんとなく胸騒ぎがしたからだ。「大丈夫や」と笑った母は、朝起きるといなくなっていた。以来21年間、ぼくは一度も母に触れることができないでいるーー「プロローグより」