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異世界薬局 7

MFブックス

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-04-065838-4
4-04-065838-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 318P 19cm
シリーズ名 異世界薬局

商品内容

要旨

世界規模で発生した悪霊の被害は、サン・フルーヴ帝都にも拡大していた。神殿や大神官、守護神、神術、そして多くの代償を強いる禁術―そのすべてが悪霊に立ち向かうために必要なものだったと痛感したファルマは、今一度自分がこの世界でなすべきことを模索する。そして、女帝やエレンたちに降りかかった“呪い”を解くべく、ファルマは現代の医学知識を用いながら研究室の学生エメリッヒらと共に研究を進めた結果、その意外な正体を見つけ出した。大切な人たちを救う治療方針が見えて安堵するファルマだったが、一人の学生を襲った病が、彼の運命を変えていくことになる。「覚えられないの…。ここ最近、何も覚えられなくなってしまったんです!」診眼は、ファルマの持つ現代の医薬知識でも助からないと無情にも告げる。諦めきれないファルマが、その学生の命を救うために取った行動とは―。

おすすめコメント

現代医学と異世界の神術が、ついにタッグを組む――帝都を襲った悪霊騒ぎを経て、ファルマは神術や禁術を軽視すべきではなかったと反省する。ファルマたちは研究により、神術や禁術の代償の正体が意外なところにあったことを突き止め、女帝の呪いの治療に応用する。

著者紹介

高山 理図 (タカヤマ リズ)  
がん研究に取り組む現役研究者。大学院生の頃、医学や科学を題材とした作品を書きたいと思い執筆活動を開始。2015年、「ヘヴンズ・コンストラクター」で商業デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)