商品内容
要旨 |
量子コンピュータの登場により、現在広く普及している公開鍵暗号、ディジタル署名は危殆化してしまう。2030年に移行が計画されている「耐量子計算機暗号」について、暗号の基礎から標準化動向まで解説! |
---|---|
目次 |
1章 社会で利用される暗号技術 |
要旨 |
量子コンピュータの登場により、現在広く普及している公開鍵暗号、ディジタル署名は危殆化してしまう。2030年に移行が計画されている「耐量子計算機暗号」について、暗号の基礎から標準化動向まで解説! |
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目次 |
1章 社会で利用される暗号技術 |
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暗号と量子コンピュータ 耐量子計算機暗号入門
高木剛/著
オーム社
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BK
おすすめコメント
来る量子コンピュータ時代の暗号を徹底解説!暗号技術は、われわれの生活のさまざまな場面で利用されており、情報化社会の安全基盤として重要性を増しています。たとえば、暗号技術がなければネットショッピングも安心してできませんし、ブロックチェーンを用いた仮想通貨も生まれることはありませんでした。 ですが、現在これらのサービスに用いられている暗号技術は従来型のコンピュータによる計算を前提として開発されています。そのため、近年注目されている量子コンピュータによる異なったアルゴリズムで計算を行うと、現在の暗号は高速に解かれてしまうのではないか、という懸念があります。具体的には、素因数分解を前提としたRSA暗号などは危殆化する状況にあります。 本書は、量子コンピュータが暗号技術に与える影響について多角的な切り口から考察し、読者に、来る量子コンピュータ時代における暗号技術の基礎知識を提供します。読者は、量子コンピュータが与える情報化社会へのインパクトを知るとともに、自身のかかわる情報セキュリティにおいて、今後知っておくべき、対策する必要がある必須の情報を得ることができます。 情報セキュリティに携わる技術者・エキスパートのみならず、暗号や量子コンピュータに興味をもつ一般の方にも向けて、やさしくていねいに解説しています。