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ミヤザキワールド 宮崎駿の闇と光

出版社名 早川書房
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-15-209892-4
4-15-209892-9
税込価格 3,300円
頁数・縦 440P 20cm

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商品内容

要旨

世界を魅了しつづける巨匠の秘密とは?中・韓・ロシア・アラビア語版も刊行される決定版「宮崎駿論」。30世紀の有毒の森、神々が疲れを癒す湯屋、赤毛のさかなの女の子、ふわふわの森の精―これらに共通する要素とは?“アニメ・クイーン”の異名をとる米タフツ大学教授が、アニメーション作家・宮崎駿(1941‐)が手がけた『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)から『風立ちぬ』(2013)まで11の長編映画と、漫画版『風の谷のナウシカ』(1982〜94)を徹底解剖。その人生と芸術との知られざる関わりを解き明かす。映像作品はもとより、膨大な日本語・欧文文献を8年がかりで渉猟、宮崎監督本人とスタジオジブリ関係者への直接インタビュー、大学で教える宮崎駿ゼミでの知見も踏まえ、「闇と光」がせめぎ合う「ミヤザキワールド」の魅力に迫る。日本版オリジナルの序文を収録。

目次

ミヤザキワールドを探して
壊れた世界
アニメ作家のつくり方
絵を動かす歓び
上昇と下降 『ルパン三世カリオストロの城』
『風の谷のナウシカ』と「女性原理」
大空の孤児たち 『天空の城ラピュタ』
魔法の森の傘『となりのトトロ』に見る国と個人のトラウマ克服への道
魔女と都市 『魔女の宅急便』における時間、空間、ジェンダー
カサブランカに舞い降りる『紅の豚』
他者の顔 『もののけ姫』の横断される境界
『千と千尋の神隠し』の私的な世界の終わり
城と呪いと共同体 『ハウルの動く城』
不思議で貴い宝 『崖の上のポニョ』の無垢な者たちが招く世界の終わり
「恐ろしい風」 『風立ちぬ』
結び

著者紹介

ネイピア,スーザン (ネイピア,スーザン)   Napier,Susan
米タフツ大学修辞学・日本研究コース教授。1955年生まれ。84年にハーバード大学にて博士号取得(三島由紀夫と大江健三郎研究)。84〜85年テキサス大学助教授、85〜86年プリンストン大学助教授、テキサス大学三菱日本学科教授をへて現職。専門はアニメーションと日本文化。著書『現代日本のアニメ―「AKIRA」から「千と千尋の神隠し」まで』で、第27回日本児童文学学会特別賞を受賞(2003年)
仲 達志 (ナカ タツシ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)