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私は本屋が好きでした あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏

出版社名 太郎次郎社エディタス
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-8118-0839-0
4-8118-0839-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 251P 19cm

商品内容

要旨

仕事だからつくる。つくられたものは流通させる。配本が多いから書店は平積みする。しくみに忠実な労働が「ヘイト本」を生み、そして、本屋の一角で憎悪を煽ることを“普通”のことにした―。

目次

すこし長いまえがき―不愉快な旅だちのまえに
1 ヘイト本が読者に届くまで(町の本屋のリアル―書店経営者座談会
チェーン書店―個人の意思だけでは決められない
出版取次―まったくの透明な装置
出版社―「売れるから」と「売れなくても」
編集者―かなりの部分、仕事だからやっている
ライター―願望をなぞり、陰謀をほのめかす)
2 ヘイト本の現場を読み解く(川上から川下まで―出版界はアイヒマンか
書店への幻想―書店員は本を選べない
取次の岐路―いまのままでは維持できない
出版社の欺瞞―だれも責任をとらない
ネットと本とマスメディア―刷りこまれる嫌悪感)
すこし長いあとがき―変わらなければ、滅ぶだけ

著者紹介

永江 朗 (ナガエ アキラ)  
1958年生まれ。ライター。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アールヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。90〜93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。その後はライター専業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)