歌舞伎に女優がいた時代
中公新書ラクレ 680
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年3月 |
ISBNコード |
978-4-12-150680-1
(4-12-150680-4) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 238P 18cm |
商品内容
要旨 |
出雲の阿国が始祖だといわれつつも男が演じるものとされてきたのが歌舞伎である。だが実際には歌舞伎には女の役者がいた時代がある。江戸時代に大名屋敷などで演じていた「お狂言師」、明治時代に大衆的人気をほこった「女團洲」こと市川九女八ら、女歌舞伎役者たちなどがそうである。「女形のかわりではない女優」たちゆえの苦悩や葛藤、そして彼女らの演劇史への功績を、歌舞伎役者の家に生まれた女優たちともからめて描く。 |
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目次 |
第1章 出雲のおくには歌舞伎の始祖か |
おすすめコメント
女優が登場しない芸能、歌舞伎。しかし、歌舞伎を演じた女優たちは存在した。歌舞伎の始祖といわれる出雲の阿国からときおこし、「女形のかわりではない女優」たちの苦悩と彼女らの演劇史への功績を描く。