• 本

日清戦争論 日本近代を考える足場

“本の泉社”転換期から学ぶ歴史書シリーズ

出版社名 本の泉社
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-7807-1968-0
4-7807-1968-2
税込価格 2,750円
頁数・縦 268P 21cm

商品内容

要旨

歴史は司馬遼太郎では語れない近代日本が踏み込んだ日清戦争(1894年)からの50年戦争。知ることが認識になる。

目次

1 日本の戦争とは何だったのか(日本国民にとっての日清戦争
「明治一五〇年」と日本の戦争
「明治」期の三つの戦争は何をもたらしたか
『坂の上の雲』と日本近現代史)
2 戦争に向きあう日本社会(国権派の日清戦争―『九州日日新聞』を中心に
日本国民の参戦熱
戦争を伝えた人びと―日清戦争と錦絵をめぐって
軍隊と日清戦争の風景―文学と歴史学の接点
戦争を受け入れる社会はどのように創られたのか
軍夫の日清戦争)
3 日清戦後の日本社会(「嘗胆臥薪」論と日清戦後社会
武士道はなぜ生き残ったのか―日本における近代軍隊の成立をめぐって
東アジアの近代と韓国併合)
エピローグ―“明治一五〇年”と日本の敗戦

著者紹介

原田 敬一 (ハラダ ケイイチ)  
1948年岡山市生まれ、大阪大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科(博士課程)修了、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)