• 本

ポライトネスの語用論

出版社名 研究社
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-327-40172-6
4-327-40172-2
税込価格 6,930円
頁数・縦 500P 21cm

商品内容

要旨

語用論やポライトネス研究の第一人者の最後の著書。ポライトネス研究のこれまでの流れを概観するとともに、コーパスのデータを用いて「謝罪」「依頼」「感謝」などの発話事象を具体的に考察、さらには語用論の研究方法やリサーチ方法についても解説する。随所に日本語への言及もあるので、日本の読者も興味を持って読むことができる。語用論やポライトネスの研究者に大いに役立つ一冊。

目次

第1部 基礎を固める(序論
ポライトネス:様々な視点
語用論、間接性、neg‐ポライトネス:ポライトネス・モデル構築のための基礎
ポライトネス:そのモデル)
第2部 英語使用におけるポライトネスとインポライトネス(ケース・スタディ:謝罪
依頼と、その他の行為指示
その他のポライトネスに敏感な発話事象
ポライトネスと、その「反対概念」)
第3部 さらなる展望(データ収集の方法:実証的語用論
中間言語語用論と異言語・異文化間ポライトネス
ポライトネスと英語史)

おすすめコメント

本書は、語用論やポライトネス研究の第一人者であるジェフリー・リーチが最後に出版した本(The Pragmatics of Politeness, 2014)で、ポライトネス研究のこれまでの流れを概観するとともに、コーパスのデータを用いて「謝罪」「依頼」「感謝」などの発話事象を具体的に考察し、さらには語用論の研究方法やリサーチ方法についても解説。随所に日本語への言及もあるので、日本の読者も興味を持って読むことができる。語用論やポライトネスを研究する大学生・大学院生、並びに研究者に大いに役立つ一冊。

著者紹介

田中 典子 (タナカ ノリコ)  
1954年東京都生まれ。英国ランカスター大学博士課程修了(言語学、Ph.D.)。現在、清泉女子大学教授
熊野 真理 (クマノ マリ)  
1964年ニューヨーク州生まれ。英国ランカスター大学修士課程修了(Linguistics for English Language Teaching,MA)。現在、津田塾大学非常勤講師
斉藤 早智子 (サイトウ サチコ)  
1957年岐阜県生まれ。早稲田大学英語英文学専攻科修了。米ジョージタウン大学言語学部大学院TESOL取得。明海大学大学院博士前期課程修了(応用言語学、MA)。現在、昭和女子大学非常勤講師
鈴木 卓 (スズキ タカシ)  
1964年東京都生まれ。オーストラリア・マコーリー大学博士課程修了(応用言語学、Doctor of Applied Linguistics)。現在、清泉女子大学教授
津留崎 毅 (ツルサキ タケシ)  
1955年福岡県生まれ。青山学院大学大学院文学研究科修士課程修了(英語学、文学修士)。現在、明海大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)