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トルストイと「女」 博愛主義の原点

早稲田大学エウプラクシス叢書 023

出版社名 早稲田大学出版部
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-657-20804-0
4-657-20804-7
税込価格 4,400円
頁数・縦 334P 22cm

商品内容

要旨

文豪をとりこにした女たちとその作品世界。幸福な家庭と理想的世界を結び付け、夢見たレフ・トルストイ。その「内なる女性像」から、文豪の卓越した創作全体をとらえる。

目次

第1部 カフカス(『幼年時代』における終生のテーマ―母の愛と魂の不滅を確信するが、いかに生きるべきかは分からない…
創作開始にいたるまでの試行錯誤
初期創作の到達点と限界点
「女」と現実の不条理にぶつかる
現実そのものを変える―農業経営と教育活動と恋愛)
第2部 1812年と『戦争と平和』(1812年―祖国戦争の真実と夢
『戦争と平和』論―夢と夢の出会い、そして生命の誕生
「作者の逸脱」と視点の問題)
第3部 『アンナ・カレーニナ』(明から暗への転換の背景
後期トルストイの誕生―「女」を解体し「愛」を残す
『見知らぬひと』はアンナ・カレーニナか―レフ・トルストイと画家イヴァン・クラムスコイ)

著者紹介

佐藤 雄亮 (サトウ ユウスケ)  
1960年、山形県に生まれる。1995年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程退学。現在、モスクワ大学付属アジア・アフリカ諸国大学日本語科上級講師(専任)。専門は、トルストイを中心とする19世紀ロシア文学。「前期レフ・トルストイの生活と創作―作家の「内なる女性像」から生じた問題とその解決を中心に」で、2016年に早稲田大学から論文提出により博士(文学)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)