• 本

山と獣と肉と皮

出版社名 亜紀書房
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-7505-1664-6
4-7505-1664-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

写真家にして、一人の母親が撮り、料理してきた獣たちの「死と再生」のドキュメント。罠を掛け、犬を放って、銃で撃つ。自然の命を殺して、食べて、生きていく―長崎と佐賀の里山で狩猟者と過ごした時間、獣の死と皮革にまつわる「穢れ」の考察、そして、野生肉をめぐる思索と料理の記録。

目次

序章 獣の解体と共食(死を目撃すること
接続した瞬間 ほか)
第1章 おじさんと罠猟(あたらしい生活、あたらしい肉
金のネックレスにサングラス ほか)
第2章 野生肉を料理する(“ワタシの猪”が死んでいく
絶対おいしく食べてやる ほか)
第3章 謎のケモノ使い(犬と猟をする中村さん
猟犬と猿、爬虫類に烏骨鶏 ほか)
第4章 皮と革をめぐる旅(ケモノは“毛もの”
毛皮を脱ぐことを選んだ人間 ほか)

著者紹介

繁延 あづさ (シゲノブ アズサ)  
写真家。兵庫県姫路市生まれ。桑沢デザイン研究所卒。2011年に東京・中野から長崎県長崎市へ引っ越し、夫、3人の子どもと暮らす。雑誌や広告で活躍するかたわら、ライフワークである出産や狩猟に関わる撮影や原稿執筆に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)