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嫉妬の正体

祥伝社新書 617

出版社名 祥伝社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-396-11617-0
4-396-11617-9
税込価格 990円
頁数・縦 266P 18cm

商品内容

要旨

人間誰しも、嫉妬からは逃れられない。松下幸之助が「嫉妬心は狐色に程よく妬かなければならない」と述べたように、その存在を認めていかに飼い馴らすか、そして他人からの嫉妬をどのように避けるかが肝要である。歴史上の人物から現代各界まで豊富な事例を紹介し、日本社会で生き抜く術を説いた名著、ここに復刊。

目次

第1章 嫉妬の正体
第2章 嫉妬と私
第3章 嫉妬とアカデミズム
第4章 嫉妬と有名人
第5章 嫉妬の日本史
第6章 嫉妬と宗教
第7章 嫉妬の形態学
第8章 男の嫉妬・女の嫉妬
第9章 嫉妬の効用

出版社・メーカーコメント

著者いわく、「日本人は非常に嫉妬の感情」が強く、「社会的に高い位置にある人々や、経済的に恵まれている階層に対し、決して寛大」ではない。これは悪い面ばかりではなく、「他人より一歩でも先へと急ぎたがる心情があればこそ、日本の国力が現今に至るまで飛躍的に発展した」のである。人間誰しも、嫉妬からは逃れられない。松下幸之助が「嫉妬心は狐色に程よく妬かなければならない」と述べたように、その存在を認めていかに飼い馴らすか、そして他人からの嫉妬をどのように避けるかが肝要である。歴史上の人物から現代各界まで豊富な事例を紹介し、日本社会で生き抜く術を説いた名著、ここに復刊。

著者紹介

谷沢 永一 (タニザワ エイイチ)  
1929年、大阪市生まれ。関西大学文学部国文学科卒業、同大学院博士課程修了、文学博士。関西大学文学部教授を経て、名誉教授。専門は書誌学、日本近代文学。著書に『完本 紙つぶて』(サントリー学芸賞)、『文豪たちの大喧嘩―〓外・逍遥・樗牛』(読売文学賞)、『紙つぶて 自作自注最終版』(毎日書評賞)など。2011年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)