暴力 手すりなき思考
叢書・ウニベルシタス 1126
出版社名 | 法政大学出版局 |
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出版年月 | 2020年12月 |
ISBNコード |
978-4-588-01126-9
(4-588-01126-X) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 350,6,15P 20cm |
商品内容
要旨 |
正しい「暴力」はあるのか?戦争や暴動がすぐそばにある時代に、私たちは「暴力」とどう向き合えばいいのか。早急な正当化や基礎づけ主義、ニヒリズムに抗して、自由で公平な議論の場を創り出すために、暴力をめぐる絶えざる反省、「手すりなき思考」が今こそ必要だと問いかける。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。 |
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目次 |
第1章 カール・シュミットのアポリア(カール・シュミットの曖昧な遺産 |