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ロボット

中公文庫 チ1−4

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-12-207011-0
4-12-207011-2
税込価格 924円
頁数・縦 233P 16cm

商品内容

要旨

無限の労働力「ロボット」によって、人類は苦役と貧困から解放され、真の幸福を得るはずだった―。一九二〇年、中欧の小国で発表されたこの戯曲から「ロボット」という言葉が生まれた。今なお多くの問いを投げかける名作を、発表より一〇〇年を記念し新訳する。著者による作品解説、訳者解説「『ロボット』あるいは世界文学のつくりかた」収録。

出版社・メーカーコメント

人造人間の発明で、人類は真の幸福を得たはずだった――。「ロボット」という言葉を生み、発表から百年を経てなお深淵な問いを投げかける記念碑的作品を新訳。

著者紹介

チャペック,カレル (チャペック,カレル)   〓apek,Karel
1890年、東ボヘミア(現在のチェコ)の小さな町マレー・スヴァトニョヴィツェで生まれる。十五歳頃から散文や詩の創作を発表し、プラハのカレル大学で哲学を学ぶ。1921年、「人民新聞」に入社。チェコ「第一共和国」時代の文壇・言論界で活躍した。38年、プラハで死去。兄ヨゼフは画家・詩人として知られ、カレルの生涯の協力者であった
阿部 賢一 (アベ ケンイチ)  
1972年、東京都生まれ。95年、東京外国語大学卒業、2003年、同大学院博士後期課程修了。パリ第四大学、カレル大学でも学ぶ。16年より東京大学人文社会系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)