論語 孔子の言葉はいかにつくられたか
講談社選書メチエ 743
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2021年2月 |
ISBNコード |
978-4-06-522379-6
(4-06-522379-2) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 305P 19cm |
商品内容
要旨 |
孔子の言葉は一日にして成らず。春秋時代の弟子たちが残した師の言行は、口承で、あるいは竹簡や木簡によって紀元後に伝えられた。それはさらに時を経て、前漢から宋、江戸時代の日本に至るまで、儒教の思想家たちの強い意志と意図とともに編纂、継承され、ついに『論語』は東アジア最大の古典としてつくりあげられた。鄭玄、何晏から朱子までの儒家、江戸の伊藤仁斎、荻生徂徠らはあるべき聖賢の思想をいかに追い求めたか。『論語』テキストの系譜を、ひとつの思想史として描き出す! |
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目次 |
第1章 『論語』はいつできたのか―成立過程の謎を追う |
出版社・メーカーコメント
「子曰く」……孔子は本当にそう言ったのか? 儒教の巨人たちがいかなる意図で『論語』を作り上げたのかを追う、二千年の思想史!