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万葉集の歌とことば 姿を知りうる最古の日本語を読む

出版社名 青土社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-7917-7366-4
4-7917-7366-7
税込価格 2,860円
頁数・縦 304P 20cm

商品内容

要旨

『万葉集』の歌をかたちづくる大和ことばとは、いったいどのようなものだったのか。歌を一つずつ丁寧に読み解くことにより、ただ素朴なだけでなく深く豊かな表現の世界と、人々の飾らぬ心とを浮き彫りにする。

目次

序章 『万葉集』がおもな資料となる
第1章 連想が多種の表現技法を生む
第2章 ことばは絶えず変化を続ける
第3章 一つの語が多くの別語を生む
第4章 八十八の音節を書き分ける
第5章 音韻が種々の変化を起こす
第6章 細かい情報を付け加える
第7章 語と語が緩い関係で文を作る
第8章 強調表現が形式化する―「係り結び」の起源
第9章 上代語の特徴が希薄になる
終章 通説の根拠を検討し直す

著者紹介

佐佐木 隆 (ササキ タカシ)  
1950年生まれ。学習院大学教授。学習院大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東洋大学専任講師、同大学助教授、学習院大学助教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)