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「東国の雄」上杉景勝 謙信の後継者、屈すれども滅びず

角川新書 K−363

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-04-082352-2
4-04-082352-4
税込価格 1,298円
頁数・縦 351P 18cm

商品内容

要旨

軍神・上杉謙信の甥にして後継者の上杉景勝。義兄と争った「御館の乱」、滅亡寸前まで追い込まれた織田信長の攻勢、「北の関ヶ原」と敗戦による危機―。絶体絶命のピンチに立たされながらも、上杉家は生き残りを果たす。戦国、織豊、江戸と時代の転換に翻弄された、その69年の生涯を描く、最新にして決定的評伝!

目次

はじめに―一代笑顔を見たる者なし
序章 上杉景勝の実家、上田長尾一族
第1章 戦国大名・景勝(生い立ち
謙信と喜平次
御館の乱
信長との対決
「六十余州越後一国を以て相支え」)
第2章 豊臣大名・景勝(秀吉と景勝
東国仕置
権中納言景勝)
第3章 会津国替えと関ヶ原合戦(豊臣家大老景勝
会津征討
幻の関東討入り計画)
第4章 米沢領三十万石(米沢中納言景勝
米沢城下と藩制の整備
景勝のよこがお)
第5章 米沢藩祖・景勝(景勝の嗜好と周辺
大坂の陣
元和偃武と移りゆく世界
景勝最後の軍役「最上御勢遣」
景勝の遺命)
終章 その後の上杉家
おわりに―景勝という男の存在感

出版社・メーカーコメント

無口? 直江兼続に任せきり?  通説を覆す、その生涯と素顔が明らかに!軍神・上杉謙信の甥にして後継者の上杉景勝。かつて東国で覇を競った武田、北条が滅びるなか、戦国・織豊・江戸と時代の転換期を生き抜いた、その六十九年の生涯を描く決定的評伝。

著者紹介

今福 匡 (イマフク タダシ)  
1964年、神奈川県生まれ。米沢温故会会員、戦国史研究会会員。歴史ライター。関心テーマは越後上杉氏、および米沢藩とその周辺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)