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新世界秩序と日本の未来 米中の狭間でどう生きるか

集英社新書 1074

出版社名 集英社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-08-721174-0
4-08-721174-6
税込価格 946円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

コロナ禍という未曾有の大惨事を経て、世界情勢は大きな変化を遂げた。アメリカではバイデン新政権が誕生し、国際協調路線を推し進めている。他方、中国は香港やウイグルの問題を抱えながらも「ワクチン外交」を繰り広げ、世界的に影響力を拡大しようとしつつある。こうした米中の覇権抗争のもとで、今後の世界はどのような動きを見せていくのか。アメリカを覆う「分断」の歴史的背景、中国の積極的な対外進出の裏側にある「焦り」の正体、そしてこれからの日本の展望などについて、時代を代表する論客ふたりが縦横無尽に議論する。

目次

序論 世界史を動かす舞台としての東アジア(姜尚中)
第1章 問題提起―二〇一三年以降の自民党政権で日本はどう変わったか
第2章 アメリカについて考える
第3章 中国について考える
第4章 「新冷戦」の時代に世界はどう動くか
第5章 米中の狭間で、日本はどう生きるか
あとがき(内田樹)

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。思想家
姜 尚中 (カン サンジュン)  
1950年熊本県生まれ。東京大学名誉教授。政治学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)