商品内容
要旨 |
日本人の知られざる歴史と庶民の生活を描いた人気作家吉村昭の唯一の楽しみは「食べること、呑むこと」だった。吉村昭と、夫人で芥川賞作家の津村節子の生活の細部を、二人が書いた随筆、小説、対談などを読み込んで活写し、吉村昭が愛した日本の食と酒、そして取材旅行で訪れたさまざまな町の味を紹介する。下町に生まれ、人との関わりを何よりも大切にした吉村昭にとっての「いい味、いい旅」とは何だったのか。夫婦ともに多忙な作家だった吉村家の毎日の献立は?吉村昭の食と酒、そして旅を通じて浮かび上がる夫婦の絆と愛情。 |
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目次 |
第1章 「食いしん坊」のルーツ(一食一食が大きな関心事 |
出版社・メーカーコメント
膨大な史料の博捜と綿密な取材で、日本人の知られざる歴史と庶民の生活を描いた作家の唯一の楽しみは、「食べること、呑むこと」だった。