虚談
角川文庫 き26−66
出版社名 | KADOKAWA |
---|---|
出版年月 | 2021年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-111541-1
(4-04-111541-8) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 328P 15cm |
商品内容
要旨 |
元デザイナーで小説家の「僕」は、知人友人からよく相談を受ける。「ナッちゃんはそういうの駄目な口やろ」と笑いながら、デザイン学校時代の齢上の同輩、御木さんは奇妙な話を始めた。13歳のとき山崩れで死んだ妹が、齢老い、中学の制服を着て、仕事先と自宅に現れたというのだ。だが彼の話は、僕の記憶と食い違っていた(「クラス」)。家に潜む誰か。祀られたキンゴロー様。夢の中の殺人―。この現実と価値観を揺るがす連作集。 |
---|
出版社・メーカーコメント
ああ。取り返しがつかない――。現実と虚構をめぐる謎(ミステリー)!小説家の「僕」は、人からよく相談を受ける。ある同窓生は「13歳のときに死んだ妹が、年老い、中学の制服を着て現れた」と語った。だが僕の記憶と奇妙な食い違いがあり――。常識を覆す全9篇の連作集。