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女性と天文学

出版社名 恒星社厚生閣
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-7699-1673-4
4-7699-1673-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 251,10P 19cm

商品内容

要旨

「世界を変えた天文学者」といえば、誰を思い浮かべるでしょうか。コペルニクス、ガリレオ、ケプラー、それともハッブル?みな男性ですね。地球から天体までの距離の測定を可能にする法則を発見したのも、現在も使われる恒星の分類法を確立したのも、太陽大気組成は水素とヘリウムが主体であると指摘したのも、数多くの彗星や小惑星を発見したのも、そしてパルサーを発見したのも、実は、すべて女性なのです!男性優位の研究環境の中、宇宙を愛し、研究を深め、天文学の発展に寄与した女性天文学者たちの業績とその生涯。

目次

第1章 天の半分
第2章 彗星―二人のキャロラインの献身
第3章 星の分類―アニーとその仲間たちの忍耐の賜物
第4章 脈動する星々―ヘンリエッタの革命
第5章 星の工場―マーガレットの戦い
第6章 暗黒物質―ベラが抱いた疑問
第7章 宇宙空間に浮かぶ灯台―ジョスリンの信じがたい発見
特別章 日本の女性と天文学

著者紹介

ナゼ,ヤエル (ナゼ,ヤエル)   Naz´e,Ya¨el
理学博士(天体物理学)。リエージュ大学理学部准教授。宇宙に関する一般書を多数出版している
北井 礼三郎 (キタイ レイザブロウ)  
1948年生まれ。1970年京都大学理学部卒業。1983年理学博士(京都大学大学院理学研究科)。専門は太陽物理学。2013年京都大学理学研究科附属天文台を定年退職。現在、認定NPO法人花山星空ネットワーク監事、立命館大学非常勤講師。平成25年度文部科学大臣表彰科学技術賞理解増進部門受賞
頼 順子 (ライ ジュンコ)  
1971年生まれ。1994年広島大学文学部卒業。2010年博士(文学)(大阪大学大学院文学研究科)。専門はフランス中近世史。現在、佛教大学、京都女子大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)