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ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

出版社名 方丈社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-908925-86-3
4-908925-86-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 287P 19cm

商品内容

要旨

「これって差別?怒られるかな?」「○○警察」を前に、自主規制ばかり。正義の名のもとに、過激化し暴走するポリティカル・コレクトネスで、社会にはむしろ「新しい不平等」ばかりが生まれている!?

目次

1章 ポリコレは、全体主義への一里塚 「お母さん」とさえ呼べなくなる?―着々と進む、狂気の言葉狩り(女子競技に元男性のトランスジェンダー女性が初めて参加した衝撃
トランス女性の競技参加は、新しい「女性差別」でしかない ほか)
2章 日本のポリコレは、「反日・日本人」養成所―正義なきメディアが「内心の自由」に踏み込み、断罪する恐ろしさ(事実を歪めた「切り取り報道」から始まった「森辞めろ!」の大合唱
海外報道の「お墨つき」を得て、一斉攻撃開始 ほか)
3章 BLMの不都合な真実 蘇る「新左翼」―「平和な顔をした暴力革命運動」に騙されるな!(G・フロイドが「革命のための生贄」になった日
BLMの掛け声のもと、全米主要都市で暴動・略奪・放火事件に発展 ほか)
4章 LGBTを“弱者ビジネス”にしようとする人々 当事者たちに訊く―「新潮45」廃刊事件再考(LGBT―この15年で、その認知度はどう変わったのか
日本社会は、もともとゲイやレズビアンを差別してこなかった ほか)
5章 “事例研究”LGBTイデオロギーとどう向き合うか?―3つのケースから学ぶ、ポリコレ推進活動家への対処法(ケース1 一橋大学法科大学院生、アウティング転落仕事件
ケース2 女子大に男子が入学する日―お茶の水女子大学の“英断” ほか)

出版社・メーカーコメント

これって差別?「政治的正しさ=ポリコレ」の過剰な追求が日々の生活を息苦しくしている。全体主義化が進む日本への警告と提言の書。

著者紹介

福田 ますみ (フクダ マスミ)  
1956年横浜市生まれ。立教大学社会学部卒。専門紙、編集プロダクションを経てフリーのノンフィクションライターに。明治以降の日本近現代史、社会主義運動史、日本共産党史、ロシア近現代史、とくにロシア革命について詳しい。多角的な取材に基づいたルポルタージュを得意とし、冤罪事件への関心も高い。学校での「教師によるいじめ」として全国報道もされた事件の取材を通して、他メディアによる報道が、実際はモンスターペアレントの言い分をうのみにした「でっちあげ」だったことを発見。冤罪解明の過程をまとめた『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮社)で、2007年に新潮ドキュメント賞を受賞、2016年、『モンスターマアー長野・丸子実業「いじめ殺人事件」教師たちの闘い』(新潮社)では、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)