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われわれは仮想世界を生きている AI社会のその先の未来を描く「シミュレーション仮説」

出版社名 徳間書店
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-19-865393-4
4-19-865393-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 403P 19cm

商品内容

目次

0 概観(シミュレーション仮説)
1 マトリックスの作り方―コンピューターサイエンス(ステージ0〜3:『ポン』からMMORPGまで
ステージ4〜8:仮想現実からマインド・インターフェイスへ ほか)
2 シミュレーション仮説は私たちの世界をいかに説明するか―物理学(条件付きレンダリングと、確率の波の収縮)
3 シミュレーション仮説は未解明の現象をいかに説明するか―神秘思想(幻のような、ビデオゲームのような、夢の世界における魂
複数のライフと、ビデオゲームのクエストとしてのカルマ ほか)
4 諸説の統合(懐疑論者と信奉者―コンピューターによる計算のエビデンス
グレート・シミュレーションとその意味)

出版社・メーカーコメント

あなたも映画「マトリックス」の世界にいる!と気づくことになるイーロン・マスクを魅了した未来地図「シミュレーション仮説」とは?ホーキング博士も、現実は50%だと考えた!あなたの世界観はガラリと変わる!【レビュー】人類が『マトリックス』のようなシミュレーションの中にいないと、どうしてわかるのだろうか。――「ガーディアン」誌バークは(中略)多次元宇宙、量子不確定性、そして――怖くなるか安心するかは別として――私たちが認識する現実は実のところ巨大なシミュレーションの一部であるという可能性について、説得力と洞察力に富む道案内を行っている。――「パブリッシャーズ・ウィークリー」本書は重要な1冊である。なぜなら、私たちを取り巻くものはすべてシミュレーションであるというアイデアに、真剣に、深く踏み込んでいるからだ。このアイデアについてどのような意見を持っているとしても、本書はそれをもう一度考えるきっかけを与えてくれるだろう。だからこそ、本書は注目に値するのだ。      ――ジミー・ソニ(『A MIND AT PLAY』         クロード・シャノンの評伝の著者)【本書の内容】パートI マトリックスの作り方     〈コンピュータサイエンス〉パートII シミュレーションは      私たちの世界をいかに説明するか     〈物理学〉パートIII シミュレーションは      未解明の現象をいかに説明するか     〈神秘思想〉パートIV 諸説の統合

著者紹介

バーク,リズワン (バーク,リズワン)   Virk,Rizwan
Rizwan“Riz”Virk。起業家、投資家、ビデオゲームパイオニア、インディーズ映画プロデューサー。また、MITゲームラボによってキャンパス内に設立された“プレイ・ラボ”(www.playlabs.tv)の創始者でもあり、ベイビュー・ラボを運営している。マサチューセッツ工科大学(MIT)でコンピューターサイエンス学士号、スタンフォード大学経営大学院で経営学修士号を取得。23歳のときに起業家精神に目覚めて以降、Gameview Studios(DeNAに売却)、CambridgeDocs(EMCに売却)、Tapjoy、Funzio(GREEに売却)、Pocket Gams、Disruptなど、シリコンバレー内外の多くのスタートアップに対し、共同創業者、投資家、アドバイザーを務めている。ビデオゲームプロデューサーとしては、3000万ダウンロードを達成した「タップフィッシュ」や、テレビ番組をモチーフにした「ペニー・ドレッドフル」など。さらにインディーズ映画のプロデューサーとしては、インターネットで大いに評判を呼んだ“Thrive:What On Earth Will It Take?”ほかを手がけている。現在、カリフォルニア州マウンテンビューおよびマサチューセッツ州ケンブリッジ在住
竹内 薫 (タケウチ カオル)  
サイエンス作家。1960年東京生まれ。8歳から10歳までニューヨークの現地校に通う。東京大学教養学部教養学科、理学部物理学科卒業。カナダのマギル大学にて博士課程修了。Ph.D.(高エネルギー物理学専攻)。科学雑誌『ネイチャー』の翻訳にも携わる。著書に40万部のベストセラー『99.9%は仮説』(光文社新書)、ロングセラー『「ファインマン物理学」を読む』『「ネイチャー」を英語で読みこなす』(講談社)、翻訳書に『奇跡の脳』(新潮文庫)、『科学の終焉』(監修:筒井康隆、徳間文庫)、『WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か』(ダイヤモンド社)などがある。2016年、人工知能社会の到来を見据え、英語と日本語とプログラミングの先進グローバル教育に注力する「YES International School」を開校。2018年に東京校を開校
二木 夢子 (フタキ ユメコ)  
国際基督教大学教養学部社会科学科卒。ソフトハウス、産業翻訳会社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)