原典朝鮮近代思想史 2
攘夷と開化 一八六〇年代から日清戦争まで
- 宮嶋博史/編集委員 吉野誠/編集委員 趙景達/編集委員
- 吉野誠/責任編集
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2022年3月 |
ISBNコード |
978-4-00-026816-5
(4-00-026816-3) |
税込価格 | 15,400円 |
頁数・縦 | 408,5P 22cm |
シリーズ名 | 原典朝鮮近代思想史 |
商品内容
要旨 |
本巻は、欧米列強の侵攻が現実のものとなった一八六〇年代から九四年の日清戦争開始までを扱う。伝統的な東アジアの国際秩序が変容を迫られるなか、清が朝鮮との宗属関係の再編を図る一方、日本は朝鮮侵略の一歩をふみだした。朝鮮では、鎖国攘夷政策と開国・開化政策がせめぎ合う中で、壬午軍乱、甲申政変が起こり、内政・外交のあり方をめぐって模索がつづけられた。また、民乱が続発し、東学が勢力を拡大、甲午農民戦争への動きが醸成されていった。このような模索の時代を代表する衛正斥邪思想、開化思想の史料など七〇点を収録。 |
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目次 |
1 鎖国攘夷と開国(欧米艦隊の侵攻と衛正斥邪思想 |