夏の陰
角川文庫 い114−2
| 出版社名 | KADOKAWA |
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| 出版年月 | 2022年4月 |
| ISBNコード |
978-4-04-112443-7
(4-04-112443-3) |
| 税込価格 | 792円 |
| 頁数・縦 | 288P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
自分が認められることなどあってはならない。殺人犯の息子なのだから―。息を潜め生きてきた岳を導いてくれたのは、中学時代、ボランティアで剣道を指導してくれた柴田だった。やり場のない気持ちを剣道にぶつけてきた岳は、父が殺した警察官の息子・和馬と遭遇する。既に剣道で名を馳せる和馬との接触を絶とうとする岳に、柴田は「最後に岳の試合を見せてほしい」と言い…思わぬラストで涙腺が決壊する罪と赦しの物語。 |
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出版社・メーカーコメント
殺人犯の息子と被害者の息子、交わらぬ二人が相見える時。罪と赦しの物語実力を持ちながら、公式戦を避けてきた岳。父が殺人を犯し隠れるように生きる岳は、一度だけ全日本剣道選手権に出場する。立ちはだかったのは、父が殺した男の息子だった――圧倒的筆致で描く罪と赦しの物語