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沖縄。人、海、多面体のストーリー

集英社文庫 も36−1

出版社名 集英社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-08-744391-2
4-08-744391-4
税込価格 814円
頁数・縦 367P 16cm

商品内容

要旨

南国の楽園として人気の反面、米国統治から復帰して50年、未だ戦争の影響が残る現実。見る人、立つ位置により全く違う一面を見せる沖縄は、これまでどのように書かれてきたのか。沖縄初の芥川賞作家・大城立裕の作品を始めとする沖縄文学から、県外作家が沖縄を描いた小説、さらにはノンフィクションまで。沖縄の50年に光を当てる10編。この土地と人の持つパワーを感じ、新たな価値観が得られる一冊。

出版社・メーカーコメント

復帰50年・今こそ読むべき本。ジュンク堂書店那覇店店長・森本浩平氏が編者をつとめた画期的なアンソロジー。芥川賞作家3名を含む小説7作と、沖縄書店大賞受賞作2本を含むノンフィクション3作、沖縄を書いた計10作品を収録。収録作品:「ハアーイーヤア」川上健一「小さな恋のメロディ」吉田修一「金城米子さん」花村萬月「珊瑚礁の女」椎名誠「スーパースター・瀬長亀次郎」佐野眞一「背中の傷と差別」松永多佳倫「消し去られた街、生の痕跡」藤井誠二「レールの向こう」大城立裕「孤島夢ドゥチュイムニ」崎山多美「ギンネム屋敷」又吉栄喜南国の楽園として人気の反面、米国統治から復帰して50年、未だ戦争の影響が残る現実。見る人、立つ位置により全く違う一面を見せる沖縄は、これまでどのように書かれてきたのか。沖縄初の芥川賞作家・大城立裕の作品を始めとする沖縄文学から、県外作家が沖縄を描いた小説、さらにはノンフィクションまで。沖縄の50年に光を当てる10編。この土地と人の持つパワーを感じ、新たな価値観が得られる一冊。

著者紹介

森本 浩平 (モリモト コウヘイ)  
1974年生まれ。兵庫県加古川市出身。99年ジュンク堂書店神戸住吉店店長、2006年梅田ヒルトンプラザ店店長を経て、09年に那覇店店長となる。12年から大阪・千日前店店長を務めたのち、16年那覇店店長に再任。沖映通り商店街振興組合理事。「沖縄書店大賞」「ブックパーリーOKINAWA」に携わり、「この沖縄本がスゴい!」賞を創設した。RBC琉球放送にて毎週10年以上に亘りラジオ出演中。県内の読書普及に努め、これまで多数のメディアで本の紹介をしてきた。店舗のある商店街からの“文化の発信”を掲げ、本や音楽、芸能など沖映通りでのさまざまなイベントも手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)