• 本

ルーマニア,ルーマニア

出版社名 松籟社
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-87984-427-9
4-87984-427-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 284P 20cm

商品内容

要旨

ルーマニア語の世界に飛び込んだ著者。たちまちこの情感豊かな言語と、それが紡ぎだす詩や小説の虜になる。長年にわたって訳してきた数々の作品―ミルチャ・エリアーデのほとんどの小説をはじめ、リビウ・レブリャーヌ、ミルチャ・カルタレスクからルーマニアの民話やバラード、SFにいたるまで―に付したあとがき・解説・解題をまとめた、著者半生のルーマニア愛の記録。

目次

第1部 ルーマニア文学雑考(近代ルーマニア文学史概観―『東欧の想像力』より
ウルムズ、場違いのシュルレアリスト
リビウ・レブリャーヌと『大地への祈り』
リビウ・レヴリャーヌ『処刑の森』
知られざるホロコースト ほか)
第2部 エリアーデに導かれて(ルーマニア精神の星エリアーデ
ミルチャ・エリアーデの幻想
ミルチャ・エリアーデの神秘文学の秘密―『19本の薔薇』の文学的遺言をめぐって
『令嬢クリスティナ』
ミルチャ・エリアーデと妖精たちの間 ほか)

著者紹介

住谷 春也 (スミヤ ハルヤ)  
1931年群馬県生まれ。東京大学文学部卒業。出版社勤務を経て、ルーマニアに留学し、ブカレスト大学文学部博士課程修了。以後、ルーマニア文学の研究・翻訳に専念。リビウ・レブリャーヌ『大地への祈り』(1985年日本翻訳者協会特別翻訳功労賞)など訳書多数。2004年、ルーマニア文化功労コマンドール勲章受章。2007年、ナサウド市名誉市民(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)