• 本

〈分断〉と憲法 法・政治・社会から考える

出版社名 弘文堂
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-335-35909-5
4-335-35909-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 239P 21cm

商品内容

目次

第1部 “分断”と民主主義(アイデンティティ政治がもたらす分断―“契約国家アメリカ”のゆくえ
分断化する「中央」と「地方」―憲法の視点から改めて考えてみたいこと
サイバー空間における分断―インターネトによる民主主義の新たな可能性と民意の分断)
第2部 “分断”と人権の諸相(新型コロナ対策における分断―日本型対策の諸問題
社会の分断がもたらす人権の「武器化」―マイノリティの権利の観点から
〈多文化主義による分断〉と多様性の管理―カナダにおける合理的配慮を中心に
共同体の分断と関係性の再構築―「結社による自由」の可能性)
第3部 “分断”と立法・政策(職業・分断・憲法学―コロナ禍における性風俗業への持続化給付金不給付から考える
政治の分極化と外交政策―米国の対北朝鮮・イラン核兵器不拡散外交の振幅
「記録:がつなぐ「分断」―「過去、現在、未来をつなぐ国の重大な責務」としての「記録」
行政法規をめぐる分断についての一考察―ローカルルールの意義に着目して)
第4部 “分断”と社会(入会地紛争にみる差異と分断―人の移動の観点から金武町杣山訴訟を再考する
災害対策関係諸法制度の複雑さがもたらす分断―「社会的亀裂」を広げる要因の考察
事業継続とレジリエンス思考―災害による分断を乗り越える
小水力発電技術の分断と再生―地域産業創生の取り組み)

著者紹介

新井 誠 (アライ マコト)  
慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、広島大学大学院人間社会科学研究科教授。専攻、憲法学
友次 晋介 (トモツグ シンスケ)  
名古屋大学大学院環境学研究科修了、博士(法学)。現在、広島大学平和センター・大学院人間社会科学研究科准教授。専攻、国際関係史
横大道 聡 (ヨコダイドウ サトシ)  
慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学、博士(法学)。現在、慶應義塾大学大学院法務研究科教授。専攻、憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)