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祝祭芸術 再生と創造のアートプロジェクト

文化とまちづくり叢書

出版社名 水曜社
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-88065-529-1
4-88065-529-5
税込価格 3,960円
頁数・縦 369,3P 21cm

商品内容

要旨

すべての芸術活動は、祝祭芸術が豊かなところに開花する。本書に登場するのは、棚田、郷土芸能、町並み、奇祭、山野草、産業遺産、潟湖沼、過疎や離島、野草採集、川遊び、里山、沼沢、町工場、農業、戦跡、川砂利採掘、回船など通念上は「アート」と縁遠い日本人の原風景である。本書は地域社会と芸術アートとの関係性を解き明かし、芸術は個人のものであるとともに共同体の表現であると喝破。私たちの原風景を遡りたどって行き着いた、アートプロジェクトがもたらす再生と創造の新地平を望見する。全国各地のプロジェクトを牽引してきたディレクターの問題作。

目次

第1章 土筆摘み
第2章 半農半芸
第3章 俳諧連歌とバッハ
第4章 アートプロジェクトの時代
第5章 自己表現の社会化
第6章 祝祭芸術の展開

出版社・メーカーコメント

先の見えない時代、列島にアートプロジェクトが満ちる。民衆は祝祭芸術を求めるが、アートプロジェクトの多くは祝祭芸術であり、芸術活動は、祝祭芸術が豊かなところに開花する。 本書の第一の試みは、祝祭と地域社会が持つエネルギー、ダイナミズムを解き明かすことである。 第二に、地域社会と芸術アートとの関係性を解き明かそう。登場するのは、棚田、郷土芸能、奇祭、山野草、潟湖沼、過疎や離島、野草採集、川遊び、里山、沼沢、町工場、農業、川砂利採掘、回船など一見“アート” とは遠い日本人の原風景である。 第三に、芸術は個人のものであるとともに、共同体の表現でもあると喝破する。芸術活動は人々の思いを協働で表現する。 祝祭とアートプロジェクトに込められるのは、豊かな自然と情の満ちる地域社会を再生しようとする人々の願いの根源。日本人の原風景を遡りたどって行き着いた、アートプロジェクトがもたらす再生と創造の新たな地域社会像を提示する。

著者紹介

加藤 種男 (カトウ タネオ)  
クリエイティブ・ディレクター、アーツカウンシルしずおかアーツカウンシル長。アートプロジェクトの企画提案、特に、全国各地の地域創造、創造都市を結びつける多数のプロジェクトや制度を立案し、そのネットワーク形成に取り組む。アサヒビールで企業メセナを担当し、あわせて文化芸術創造都市・横浜の旗振り役を務めた。京都造形芸術大学客員教授、東京都歴史文化財団エグゼクティブアドバイザーなどを歴任。芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)