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サバカンSABAKAN

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-16-391582-1
4-16-391582-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 222P 19cm

商品内容

要旨

1986年の長崎―。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と暮らす「僕」は、キン肉マン消しゴムが大好きな小学生。家が貧しくクラスメートから避けられている「タケちゃん」と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。この冒険をきっかけにふたりの友情が深まる中、別れは突然にやってきた…。

出版社・メーカーコメント

僕には【サバの味噌煮の缶詰】を見ると思い出す友だちがいる。小学校の運動場。放課後にサッカーボールを追いかけることだけが人生の全部だった、あの頃。そこにはタケちゃんがいた。小学校最後の夏休み、僕はタケちゃんと一緒に冒険の旅に出たーー。 懐かしくて、じんと来る、笑いと涙の映画『サバカン SABAKAN』(2022年8月19日全国公開、出演は番家一路、原田琥之佑、 尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、草なぎ剛)。本書は金沢知樹監督が書き下ろした原作小説です。 「サバカン SABAKAN」「ガンダムの恋」「弟と少年ジャンプとプラネットマン」の三篇を収録。

著者紹介

金沢 知樹 (カナザワ トモキ)  
1974年1月1日生まれ、長崎県出身。お笑い芸人としてデビューし、後に様々なバラエティ番組に構成作家として参加する。2003年、お笑い芸人数名と共に「劇団K助」を旗揚げ、主宰を務める。2008年、舞台『部屋と僕と弟のはなし』で文芸社ビジュアルアート「星の戯曲賞」準グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)