ハーケンクロイツの文化史 シュリーマンの「再発見」からナチ、そして現在まで
出版社名 | 青土社 |
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出版年月 | 2023年1月 |
ISBNコード |
978-4-7917-7529-3
(4-7917-7529-5) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 381,4P 20cm |
商品内容
要旨 |
シュリーマンにより再発見されたのち、世紀転換期の民族至上主義運動のなかで「アーリア人のしるし」と目され、ロシア革命後「反ボルシェヴィズム」という意味合いも付与された鉤十字。ナチのシンボルとなり、その後も物議を醸しつつ使用されていった。ブラヴァツキー夫人、リルケ、ブレヒト、ラヴクラフト、谷崎、法輪功まで、鉤十字に引きつけられた人々と彼らが付与した意味づけを紹介し、その軌跡をたどる。 |
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目次 |
本書の意図 |
出版社・メーカーコメント
鉤十字――この悪名高き「ナチのシンボル」は、いかにしてそうなってしまったのか? 19世紀後半、考古学者に「再発見」された鉤十字に、オカルティストが、文学者が、思想家が、そして民族至上主義界隈の軍人、政治家が、次々と過剰な意味を読み込んでゆく……。シュリーマンからヴィルヘルム二世、ヒトラーまで、ブラヴァツキーからラヴクラフト、谷崎、果ては法輪功まで、呪われた文化史をたどる。図版多数。