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遺伝子検査のモラル

フィギュール彩2 7

出版社名 彩流社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-7791-7105-5
4-7791-7105-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 226P 19cm

商品内容

要旨

遺伝子検査では何がわかって何がわからないのか。陥りやすい誤解や疑問点を取り上げ、臨床遺伝専門医や遺伝カウンセラーなど専門家が具体的なケースからリアルにわかりやすく伝える。医療者を介さずネットでも簡単に注文でき、安価になった遺伝子検査。遺伝性がん遺伝子検査、出生前検査、体質検査等の遺伝子検査が急速に普及しているが、受ける人のリテラシーが不十分なため、混乱したり、結果を受け止めきれないケースも多い。クローン人間、デザイナーベイビーまで最先端の技術の面白さも伝えながら医療倫理について考える力をつけるための本。

目次

第1部 遺伝子検査のモラルを考えるためのガイド(DTC遺伝子検査
多因子疾患と遺伝子多型
がんゲノム医療
遺伝子の働きを決めるしくみ、エピジェネティックス(エピゲノム)
ゲノム薬理学とHLA検査
全ゲノム検査と常染色体優性遺伝疾患の未発症者診断
全ゲノム検査と保因者診断、出生前診断、着床面診断
より深くなる遺伝の光と闇―優生思想、ゲノム編集、クローン、デザイナーベビー、遺伝子治療)
第2部 遺伝子検査、受けますか?(発症前診断、受けますか?
出生前診断、受けますか?)

著者紹介

田口 淳一 (タグチ ジュンイチ)  
ミッドタウンクリニック院長。臨床遺伝専門医。東京大学医学部附属病院助手、宮内庁侍従職侍医等を経て現職。日本人間ドック学会遺伝学的検査アドバイザー育成事業委員会委員、日本内科学会総合内科専門医他
青木 美保 (アオキ ミホ)  
帝京大学医学部附属病院帝京がんセンターの遺伝カウンセラー。遺伝性乳がんなどの遺伝性腫瘍、オスラー病、出生前診断などの遺伝カウンセリングに従事。お茶の水女子大学大学院遺伝カウンセリングコース修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)