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遺跡発掘師は笑わない 〔17〕

災払鬼の爪

角川文庫 く35−17

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-04-113302-6
4-04-113302-5
税込価格 770円
頁数・縦 331P 15cm
シリーズ名 遺跡発掘師は笑わない

商品内容

要旨

大分は湯けむりの街、別府。無量は依頼を受け、学生による発掘調査に指導役として参加した。現場からは国東半島の奇祭「修正鬼会」のものらしき面が出土し、無量は凄まじい迫力に圧倒される。面の裏には錆が付着しており、下に銅製の遺物が埋まっている可能性が。作業を持ち越した翌朝、なんと土坑が掘り返され、埋まっていたはずの遺物が持ち去られた!しかも犯人の遺留品らしき石匙が不自然な状態で残されていて―?

出版社・メーカーコメント

今度の舞台は大分! 「五鬼」伝説の息づく地に眠る、昏き秘密とは――?湯けむりの街、別府。無量は依頼を受け、古墳時代遺構の学術発掘に赴いた。人材育成を兼ねた発掘で若い参加者も多い。別府温泉は「地獄」とも呼ばれると知った無量は〈鬼の手〉の本領発揮と張り切るが――。

著者紹介

桑原 水菜 (クワバラ ミズナ)  
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)