禍
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2023年7月 |
ISBNコード |
978-4-10-319723-2
(4-10-319723-4) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 313P 20cm |
NetGalley 会員レビュー
おすすめ度 短編集なのに、ひとつの作品だけでも、「怖っ」「ヤッバ…」と交互にやって来て、読んでいてもなかなか忙しい!ホラー小説にも収まらない、読み始めたら止められない、なにか召喚しちゃうのかもしれない、見てはいけないものを見てしまった気持ちにさせられるヤバい作品です。
おすすめ度 ――本年度、最も「ヤバい」作品降臨――この言葉に偽りなし!短編全七篇。どれを読み終えても感情がごちゃごちゃに掻き回された。次はどこに連れていかれるのだろうという楽しみと、一篇ごとに違う世界観に浸って一緒に体験しているよう
おすすめ度 こりゃやばい!!ぶっ飛んでます!のっけから小田ワールドに吸い込まれてしまいました。途中から自分は何を読まされてるのだろう、、という疑問も沸々と湧き出てくる。このあとの物語はどうなるの!?と手が止まらない止まらない。 上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ) NetGalleyとは、本を応援するWEBサイトです。 |
商品内容
要旨 |
「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。恋人の百合子が失踪した。彼女が住むアパートを訪れた私は、“隣人”を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技“耳もぐり”と、一体(「耳もぐり」)。「壊れかけた人生」を生きてきた女は、10万円の報酬金に目が眩み、とある宗教団体が執りおこなう“髪譲りの儀”にサクラとして参加する。身の毛もよだつ悪夢が待っているとも知らず(「髪禍」)。ほか、小説という名の七の熱塊 |
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出版社・メーカーコメント
「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。恋人の百合子が失踪した。彼女が住むアパートを訪れた私は、〈隣人〉を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技〈耳もぐり〉とは、一体 (「耳もぐり」)。ほか、前作『残月記』で第43回吉川英治文学新人賞受賞&第43回SF大賞受賞を果たした著者による、恐怖と驚愕の到達点を見よ!