晩酌の誕生
ちくま学芸文庫 イ54−4
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2023年11月 |
ISBNコード |
978-4-480-51216-1
(4-480-51216-0) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 375P 15cm |
商品内容
要旨 |
万葉の昔からはじまり、江戸時代に花開いた日本人の家飲み。当初健康のため、安眠のために飲まれていた「寝酒」は、灯火の発達とともにゆっくり夜を楽しむ「内呑み」へと変わっていく。飲まれていたのは濁酒や清酒、焼酎とみりんをあわせた「本直し」等。肴は枝豆から刺身、鍋と、現代と変わらぬ多彩さ。しかも、振り売りが発達していた江戸の町では、自分で支度しなくても、家に居ながらにして肴を入手することができた。さらに燗酒を売る振り売りまでいたため、家に熱源がなくても燗酒が楽しめた。驚くほど豊かだった日本人の家飲みの歴史を繙く。 |
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目次 |
序章 酒は百薬の長 |
出版社・メーカーコメント
はじめて明らかにされる家飲みの歴史。いつ頃から始まったのか? 飲まれていた酒は? つまみは? 著者独自の酒の肴にもなる学術書、第四弾!