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つい人に話したくなる名画の雑学

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-04-897673-2
4-04-897673-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 142P 21cm

商品内容

要旨

絵画は昔のゴシップだった!?名画の意外な裏側満載。1枚の絵に秘められた、さまざまな物語。ほんのちょっと知るだけで、絵画は楽しめます。

目次

第1章 笑いの絵画(これぞ元祖NTR(寝取られ)『愛人を見せるオルレアン公』ウジューヌ・ドラクロワ
ヘタな絵に見えて、実は…『フットボールをする人々』アンリ・ルソー ほか)
第2章 怒りの絵画(可憐?ガッシリ?ヒロインの容姿にご注目『ホロフェルネスの首を斬るユディト』カラヴァッジョ
涙が物語るは本当に怒りか―『堕天使』アレクサンドル・カバネル ほか)
第3章 泣ける絵画(入り口で躊躇する少年 背中を押してあげたくなります『学校の入り口で』ニコライ・ペドロヴィッチ・ボグダノフ=ベルスキー
嘆き悲しむアダムとイブ 息子の死、犯人もまた息子で…『最初の死別』ウィリアム・ブーグロー ほか)
第4章 愉しみの絵画(まさに寓意のゴッタ煮 美しくも、カオスな問題作『「愛」の勝利の寓意』アーニョロ・ブロンズィーノ
リアクション盛りすぎ!絵画上のミュージカル『マラーの暗殺』ジャン=ジョゼフ・ウェールツ ほか)

出版社・メーカーコメント

X(旧Twitter)フォロワー数19万人!古今東西の風俗知識を投稿する「昔の風俗をつぶやくよ」アカウント待望の初著書がヤスダコーシキ名義で発行!80点以上の絵画を収録。名画のモチーフや当時の背景、作家の人生など、絵画に隠された雑学を独自の語り口で軽妙に解説します。「絵画って難しいかも」と言う人が時々います。でも少し待って。絵画はそんなに難しいものではないのです。宗教画も含めて、絵画は本来エンターテイメントでした。パソコンやテレビが無くたって、たとえ文字が読めなくたって、絵画は視覚情報によって昔の人に多くの物語を語ってくれたのです。人々は絵画で剣を振るう歴史上の英雄に興奮し、傷つき苦しむキリストの姿に涙し、そして神話に登場する神々の裸体に密かにドキドキしました。昔の人がそんな風に楽しめたのですから、現代の私たちだって同じように楽しめないはずがないですよね。ただ、昔と今では当たり前ですが時代が違います。現代の私たちが絵画を楽しむには、ほんちょっとの背景情報が必要です。本書は、その「ちょっと」を雑学という形で分かりやすく解説しました。損はさせません。この知識、休憩中や飲み会の雑談で絶対役立ちますよ。−−−− はじめにより

著者紹介

ヤスダコーシキ (ヤスダコーシキ)  
SNSアカウント「昔の風俗をつぶやくよ」で投稿している、古今東西の風俗の雑学が人気。専門誌の記者、フリーライターを経て、現在は都内で会社を経営している
田中 久美子 (タナカ クミコ)  
文星芸術大学教授。2022年より学長。東京藝術大学美術学部美術学科卒業、オレゴン州立大学美術史学科修士課程修了、東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻修士課程修了、同・博士課程後期を単位取得満期退学。跡見学園女子大学で非常勤講師も務める。専門はフランス中世・近世美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)