火山に馳す 浅間大変秘抄
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2023年12月 |
ISBNコード |
978-4-04-114432-9
(4-04-114432-9) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 318P 19cm |
商品内容
要旨 |
天明の浅間焼け(大噴火)で土石流に襲われた鎌原村。村人の8割が死に、高台の観音堂に避難した者など93人だけが生き残った。現地に派遣された幕府勘定吟味役の根岸九郎左衛門は、残された村人を組み合わせて家族を作り直し、故郷を再建しようとするも、住民達の心の傷は大きく難航していた。出世頭の若き代官・原田清右衛門が進言するとおり、廃村と移住を選択すべきか、根岸は苦悩する。さらに幕府側にも不穏な動きが―。「故郷」と「生きる意味」を問い直す物語。 |
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出版社・メーカーコメント
天明の浅間焼け(大噴火)で壊滅的な被害を被った鎌原村。村の8割が死に、高台の観音堂に避難していた住民ら93名だけが生き残った。被害調査と復興のため、幕府から派遣された勘定吟味役の根岸九郎左衛門は、あまりの被害の大きさに言葉を失う。優秀な代官の原田は、莫大な費用を投じて復興するのは現実的でないと廃村を進言する。故郷の力を信じる根岸は、残された93人で新たに家族をつくり直し、村の「なんかもん」(生意気な若者)音五郎を中心に据えた村の再建を目指すが、住民達の心の傷は大きく難航する。さらに幕府側にも根岸を妨害する動きが−−。「故郷」と「生きる意味」を問い直す物語。