• 本

日中和平工作 1937−1941

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-642-08443-7
4-642-08443-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 299,5P 20cm

商品内容

要旨

盧溝橋事件後、軍事作戦と並行して和平の試みが繰り返された。外交官だけでなく軍人や民間人ら日中和平の実現をめざした人びとの考えや行動を数々の記録から追跡し、泥沼化する軍事紛争の知られざる側面を解明する。

目次

第1章 初期の工作
第2章 高宗武と日本
第3章 交錯
第4章 汪兆銘の挙事
第5章 汪兆銘政権樹立
第6章 対重慶直接工作
第7章 その後の和平工作

出版社・メーカーコメント

盧溝橋事件発生後、日中両軍の激戦が広がる中、軍事作戦と並行して和平の試みが何度も繰り返された。外交官だけでなく軍人や民間人ら和平工作に関わった人びとは、いかに中国側と接触し、なぜ挫折せざるを得なかったのか。数々の記録から日中和平の実現をめざした彼らの考えや行動を追跡し、泥沼化する軍事紛争の知られざる側面を明らかにする。

著者紹介

戸部 良一 (トベ リョウイチ)  
1948年、宮城県に生まれる。1976年、京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。防衛大学校教授、国際日本文化研究センター教授などを歴任。現在、防衛大学校名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)